DevOpsDays Tokyo 2018に参加してきました

0. 前置き

2018年4月24~25日に大崎ブライトコアホールで開催されたDevOpsDays Tokyo 2018に参加してきました。世の中的な今のDevOpsとは何か気づきがあったため、その記録を残しておきます。

 

1. やったこと

日時・場所 2018/04/24~25 @大崎ブライトコアホール
テーマ Why DevOps? How DevOps?
参加者 200-300名
形式 ・午前キーノート
・午後は2レーンでのセッション

 

イベントの存在は以前から知っていたのですが、今回は初参加になります。参加者は、Webサービス関連企業から1/3、SIer・受託企業から1/3、事業会社とその他合わせて1/3といったところでしょうか。半分くらい英語のセッションでした。いくつか気になったセッションと、メモ以下に書きます。

 

Transformation: How big can you dream アクセンチュア Stasさん

資料はこちらです。

  • ビジネスの変革に対して何が制約になっているか、何を打ち手とすべきかを整理
  • ビジネスのアジリティを高めるためにはどういった打ち手が有効か「変革のマップ」を用いて説明。この変革のマップがが秀逸でした。
    •  テスト自動化
    • アジャイルトランスフォーメーション
    • ソフトウェアデリバリーの自動化
    • エンジニアリングの変革
    • エンタープライズレベルの変革
  • どれも破壊を伴う活動だが、「自分の夢」をエンジンに手を付けてみよう。

 

DevOpsが失敗する理由 KDDI川上さん

  • DevOps(というか現場改革)を進めていくうえで失敗したこと。
  • DevOpsはどの範囲の話なのか?(たぶん2日間共通のメッセージ)
    • 開発と運用がよしなにやることなのか?
    • それともビジネスを加速するためにやることなのか?
    • どういった解釈を持つかで回りへの説得力は段違いに違う
  • うまくいかずに停滞する現場をどう揺り動かすのか?
    • 合宿をはってVSMをえがくことなどを実施
  • KDDIさんはエンタープライズでアジャイルをやっている企業として中盤を走れている感じがしました。すごい。

 

セキュリティパッチ適用を支えるサーバの家畜化技術 eureka 恩田さん

資料はこちらです。

  • 20分ではとてももったいないほど濃密なセッション。脆弱性診断や対応を形骸化させないためのアーキテクチャ
  • 本番への変更適用のハードルが脆弱性診断を形骸化させる。そのハードルを脆弱性対応の側面でも下げられるかがミソ。
  • いかに小さく、(脆弱性対応での)変更を影響少なく適用するかを次のステップで整理
    • 漸進的なサーバーロールアウト(カナリアリリース的な)
    • 退路の確保(すぐ戻せる)
    • ステートレス化とスケジューリングされた退役(サーバーのローテーション)
    • 再現性の高いステージング環境
    • マネージドサービスの積極活用

 

Effective DevOps アトラクタ吉羽さん

資料はこちらです。

  • 書籍「Effective DevOps」をベースに、何に取り組まなければいけないのか、そのための準備は何なのかをプレゼン。
  • 「DevOpsに取り組む」のではなく、組織の目標や課題に取り組むべき。DevOpsはその手段であるということを意識を持とう。例えばツールを導入すればまるっとすべて解決するわけではない。
  • 効果的なDevOpsのためには次の4本の柱を持つと良い。ただしこれらは「文化、価値観、良好なコミュニケーション」がベースにある。
    • コラボレーション
    • アフィニティ(関係作り)
    • ツール
    • スケーリング(組織の成長に合わせて)
  • チームとして誰を雇うべきか
  • 心理的安全性の高いチームをどう構築するか?などなどエモイ話が多岐に渡った。

 

2. 分かったこと

大変良い会でした。当初の目的は、昨今のDevOpsのツール事情を押さえに行ったんですが、私が好きな分野の話もたくさんあり良かったです。

  • DevOpsとはなんなのか?何を目的で実施する活動なのか視座を上げるべき。
  • ビジネスの領域の話(例えるなら森)、チームのメンタル的な話(木)、そこもひょとしたらDevOpsのスコープかも。
  • 幅広くてタフな活動(失敗もする)、そこに自分はどんな夢を持てるか

 

3. やってみたいこと

吉羽さんのセッションで次の質問をしました。
「心理的安全性の高い現場を作るために、僕らが戻ってから最初にできることは何でしょう。」
いただいた答えは、
「立ち止まって余裕を作ることです。例えば振り返りをしてみるとか。」
ですよねぇ。という気持ちでいっぱいでした。何か変えようとする気持ちを持つときはたいてとても忙しくて、何か変な時。そういったときは一度止まり余裕を用意することが大事ですね。余裕の尺度が違いますが、七つの習慣でも、「刺激と反応の間にスペースを作ること」が重要とされています。(今やっていることにいかに生産的にこなして)スペースを作ることで、変革を起こせるような下地は常に準備したいところです。

 

4. 最後に

DevOpsのツールの話はちょっとしか聞けなかった(AWSのCodePipelineや、InedoInstana)けど、モチベーションが上がるカンファレンスでした。カンファレンスで出てきた参考になりそうな書籍をいくつか挙げて、終わりにしようと思います。来年も行きたくなりました。

 

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Teal組織をABDで読みました

 

いま流行りの「Teal組織~マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現」を、これまた流行りのABD(Active Book Dialogue)で読むということに挑戦しました。以前からとても期待した読書方法だったのですが、その期待通りの結果が得られ、とても満足しています。ぜひ広まって欲しいので、私が体験したABDを記録に残したいと思います。

 

Active Book Dialogueとは?

Active Book Dialogue、略してABDと読みます。およそ1年前の2017年春にアクティブ・ブック・ダイアローグ協会が発明した読書法とのことです。ポイントをあげると、「事前の準備なしで、大人数で分担し、数時間で要約し、共有することによって、分厚い本を読破する」といった手法です。実は具体的なマニュアルも前述の協会にて無料で公開されています(http://www.abd-abd.com/)。

 

Teal組織とは?

2018年1月に邦訳版が出版された、次世代の進化型組織(ティール)に関する書籍です。内容としては、

  • これまでの組織の進化の歴史
  • 進化型組織の事例
  • 理想的なプラクティスやツール
  • 進化型組織を作るために我々はどうしたら良いか

といったテーマでまとめられています。いまふと検索して気づいたんですが、「ティール」とは邦訳すると「鴨の羽(かものは)色」なんですね。だから本の表紙もあの色だったんだ。ページ数は592頁。一人で読むには相当大変な部類です。

 

Teal組織をABDでどうやって読んだの?

今回は25名(うち1名はファシリテータ兼務)でABDを実践しました。

 

0. 準備(開始前まで)

ABDを実施する前には、こんな段取りが必要です。

  • (運営側)集客
    • 対象の書籍の総ページ数から算出して、一人20~30頁分ほどが担当になるようメンバーを集めます。
  • (運営側)本の準備
    • 本を参加者の人数に合わせて、分割します。目次で区切ったり、章で区切ったり、します。
    • 物理的に本を裁断して用意する場合もあれば、参加者に本を持ち寄ってもらいページでくぎって共有するという方法もあります。
  • (参加者)心の準備
    • 特に何も準備しなくてよいです。
    • 本を事前に読む必要は本当にないです。
    • あと、ABDも分かりやすい手法なので予習不要です。

 

1. チェックイン(00:00~00:30)

ABDを実施するグループのコミュニケーションがよくなるように、場の準備体操をします。

  • 自己紹介
  • アイスブレイク
  • 対象の書籍の共有と、参加者が担当する箇所の共有
  • 会場のルール、進め方の確認

 

2. メイン(00:30~03:45)

ABDのメインどころです。参加者は担当範囲を読書し、まとめ(コ・サマライズ)、共有(リレー・プレゼン)、対話(ダイアログ)の順に進んでいきます。

  • コ・サマライズ(60分)
    • 担当する20~30頁の範囲を個人で読み進めます。
    • 読み進めつつ、B5用紙最大6枚ほどに要約文を作ります。
    • 紙にまとめた要約文に基づいて、のちほど全員の前で共有(リレー・プレゼン)するため、文字は大きく書くのがこつです。
    • 自分の前後の担当は気にせず、とにかく担当のページを深く理解すればよいです。
    • 他の参加者へちゃんと伝えなくてはいけないという、心地よい緊張感をもって読書ができます。
  • リレー・プレゼン(3分×参加者、90分)
    • コ・サマライズした紙を壁一面に貼ります。壮観です(後載)。
    • 一人3分間を制限時間で、担当した箇所をプレゼンします。
    • この時、自分の担当範囲より前の人の内容を聞いていると、「自分の担当の章の位置づけはこうだったのか!」と気付き、コ・サマライズしていたときのちょっとしたモヤモヤ感が解消していきます。
  • ダイアログとギャラリーウォーク(45分)
    • コ・サマライズとリレー・プレゼンで読破した1冊についてダイアログで理解を深めます。
    • 方式はどのようにしてもOK。円座で会話しても良いし、グループを作り共有しても良い。
    • 対象の本の深堀りも良いですし、周辺分野の知識を披露・共有しても良い。多くの方が参加していると様々な観点で話ができるためとても贅沢な時間です。
    • 最後に、壁に貼ってあるコ・サマライズをゆっくり見て回りましょう。

ギャラリーの様子

IMG-2510

 

3. クロージング(03:45~04:00)

今回のABDを振り返ります。3名くらいのグループで感想を共有するのがよさそうです。最後に後片付けと会場の原状復帰をしておしまいです。

 

今回のABDはどうだったか?

流れは上で説明したような進め方でした。準備は本当に要らないのか?という最初の不安はあっさり裏切られました。コ・サマライズで挑戦するのは30頁ほどであるため、それさえ読めて要約できればOKです。書籍の前提知識も不要でした。

次に書籍に対する理解はどうか?この4時間ほどの時間で、600頁弱の書籍を大まかながら理解することができました。普段一人で読んだ場合と比べて短時間で書籍の要点を見ることができるため、肝心な部分の理解が深くなると感じました。ただどうしても細かい事例や、ちょっとした用語の定義はコ・サマライズの段階で省かれてしまう場合が多いようです(私もいくつか初出の言葉の定義を省いていたことに、リレー・プレゼン中に気づきました)。隅々まで理解するためにはじっくり時間をかけて読む方法をとる必要がありそうです。ただ、ビジネス書の類の本の読み方(理解の深さ)としてはABDはちょうど良いと感じました。とくにちょっとしたブームとなった本の場合、参加者を集めやすいという側面もあると思います。

最後にABDでそれほど期待していなかったが良かった点として、ダイアログでの話の広がりかたです。参加者のバックグラウンドやメンバーの多様性によってダイアログの質は変わってくると思いますが、リレー・プレゼンで何度も出てきた考え方を深堀できたり、別の書籍でも言及していると教えてもらえたり、または自分の現場での経験など、多岐に渡る議論ができると思います。

 

今後どうしようかな?

実践方法は簡単なのに効果があって楽しいという素敵な読書法でした。問題は良い書籍が選べられるか?と、多様なメンバーを集められるか?ですね。ぜひ自分の周りでも実践してみようと思います。

 

【書評】世界をまどわせた地図

「世界をまどわせた地図 ~伝説と誤解が生んだ冒険の物語~」を読みましたので、書評を書いてみたいと思います。書評自体初めて書くので何を書くかも整理しながらになります。

 

本との出会い

読書会の時に本との出会いが大事ということを教えてもらいました。なぜ手に取ったか、だれに紹介してもらったか、なぜ読もうと思ったか、などです。この本は会社の近くの本屋でジャケットとタイトルにひかれて手にとりました。男子受けを狙ったこの装丁、素敵です。ただ、図鑑のような本なのでそれなりに重く、結局Amazonで購入して手に入れた形です。

 

読書の概要

出会いのところに書いた通り、本書は図鑑のような大きさがあるので、持ち運びには適しません。そのため自宅に置いて少しずつ読み進めました。合計6~7時間くらいかかった感じ。

おすすめ:★★★★☆ (星4つ!)

 

内容と感想

この本に紹介されている、島、大陸、海路、山、川などはすべて実際には存在しないものばかりです。存在しない島などが描かれた古地図を例にとり、なぜ世界を惑わせてしまったかを解説していきます。

この本を読んでいると地図が持つ不確かさがとても面白くなってきます。特に中世・近世の地図は、探検家が十分調べた土地はとても細かく描写されており、未開の地についてはとても曖昧な、そして、そこには色々な想いがつまった地図が描かれます。想いの半分くらいはお金や名誉といった欲望のようにも感じました。中世の探検家は、探検するための資金の援助が欠かせなかったようです。スポンサーから十分な資金を得るために、例えば、以前の探検を少し脚色したりします。あたかも、黄金にあふれる都市がありそうなことや、海路で遭遇した肥沃な大地がありそうな島、砂漠の中の貴重な水など、スポンサーがお金を出して見つけたくなるようなものをレポートに盛ってしまうんですね。それ以外にも、あまりにも長期間の旅の末、「絶対ここに島があるはずだ」という気持ちから蜃気楼が本物の島のように見えてしまい、それが地図にプロットされることも多かったようです。あとびっくりしたのは本当にただのペテンで描かれるものもいくつもあったことです。

こういった不確かな情報に基づいて、中世の様々な学者が地図を書きます。著名な学者が書いた地図が転記され、また情報が追加されていくと、もとは同じ情報にも関わらず、複数の地図に同じ「まぼろし」が現れるようになります。複数の違う地図で同じ「まおろし」が現れると、それはもう現実にしか見えなくなってしまうのはよく分かります。

そういった「まぼろし」は時代とともに、航海術や測量法などが発達することにより、徐々に本物と偽物に分けられていったそうです。さらに現代では衛星からの写真でより精緻に見分けられるようになりました。そんな現在でも地図にはまだ多くの誤りが含まれているようです(中には「まぼろしの島」がまだ残っているそうな)。ただ、地図に誤りがあるっていうのは直感的には分かる気がします。カーナビで更新されてない地図って、道があったり、なかったり、しますよね。昔のように欲望で地図が作られるようなことは今はないかもしれませんが、地図って人の手が加わり変化するという魅力があるんだなと再認識した次第です。

最後になりましたが、本書の魅力はなんといってもたくさん出てくる古地図とその解説です。古地図の端にある日本がどんな形になっているか(昔の地図の中心はヨーロッパですから)、航海士がどういうルートで探検したかなど地図を見ながら(Googleマップと比較しながら)思いをはせるのはとても面白かったです。

 

 

 

 

Web会議にお薦めのスピーカーフォン

SkypeやZoom、Googleハングアウトが浸透してきたことによって、手軽にWeb会議ができるようになりました。私もお仕事でよく使います。Web会議を行うソフトウェアは高品質なものが手軽にはいるようになりましたが、一方音声や画像を送受信する機器は安いものから高いものまで多くの製品が存在し、正直玉石混合です。従来「テレビ会議システム」を提供していたメーカーの製品はとても品質が高いのですが、その分お値段もとても高いです。そこでミドルレンジの価格帯の製品を探す機会がありましたので、その結果をまとめておこうと思います。ちなみに選定するうえで次のユースケースを想定しています。

  1. 片方の会議の参加者は1~4名程度
  2. マイクとスピーカーを具備
  3. 移動先でも使いやすいように軽い
  4. そこそこ有名なメーカー

製品一覧

Jabra Speak 510


・ヘッドセットで有名なJabraの製品。
・マイク性能とスピーカー性能はおりがみつき。重さも196グラムと軽いです。
・USBとbluetoothの接続に対応(SPEAK 410はUSB接続のみに対応)

 

 


サンワサプライ MM-MC28


・マイク性能とスピーカー性能は良い。
・重さは500グラムと少し重く、筐体も大きめ。
・USB接続に対応。

 

 


サンワダイレクト 400-MC005


・スピーカー出力が少し弱い。
・重さは400グラム程度。USB接続に対応。
・少し見た目がかっこよくない。

 

 


LOGICOOL P710e


・マイク性能、スピーカー性能ともに良い
・重さは400グラム程度。USBとbluetooth接続に対応。
・スマホやタブレットをささえるスタンドが真ん中にある。
・価格が4製品の中で一番高い。

 

 

おわりに

見た目的にもJabra SPEAK 510でしょうか。どうせJabraを選ぶのであれば、お金が許せばさらに上のグレードにSPEAK 710という製品もあります。より高音質のようです(音楽鑑賞用途にも向いているとか)。

2017年の振り返り、2018年の目標

2017年12月31日最終日ですね。今年1年を振り返っておこうと思います。

2017年まとめ(定量的な部分)

1年間を数字で振り返ります。2018年の目標も併記します。

読書

IT(5冊) ビジネス(21冊) 娯楽(20冊) 合計
1,893頁(目標:4,500頁) 5,267頁(目標:4,500頁) 6,704頁(目標:6,000頁) 13,864頁

目標と比較すると、1,200頁不足。これは読みかけのIT関連書籍の項数と同じくらいでした。腰を据えて読む本(本を見ながらPCに写経をするような本)は、なかなか進められなかったです。自宅でそういう時間がとりづらくなっている。読み方を少し工夫する必要がありますね。例えば出張の移動の際に手に取ってPCをたたくなど。読むべき本の冊数としてはなかなか良い基準だったので、来年もこれを目標にしたいと思います、IT:15冊、ビジネス:15冊、娯楽:20冊、合計15,000ページ。くわえて「これは読んだ!」という教養となるような目玉の1冊をいれてみたいなと思います。

カンファレンス・勉強会

13回(目標12回)
参加回数の予実です。devLOVE関西、品川読書会などなど。GCPUG関連の勉強会に行きたかったですが、都合がつかなかったのがもったいない。今年の良かった点として自社(関西支社)でDeveLOVE関西を2回会場提供できたこと。初回は苦労したけど、良い実績ができました。これを機に普段外部の活動に参加しない人を巻き込んでいきたい。来年の目標も、12回(うち、社内開催2回)で。

プレゼンする機会

社内含む(ただし業務とは関係ない内容、で、そこそこの規模)と、プレゼンしたのは8回(目標6回)。回数の目標は超えましたが、内容がいまいち満足しない。自分が新しく学んだことを外で発表してみる機会を来年は作る!というわけで、目標を少し変え、外部で発表する機会を2回とします。

ブログ

9本(目標12本)。PVは、43,961でした(昨年4万、目標5万)。来年はもう少し自分の想いとか考えとか、そういったノウハウを流出してみたいなと思います、4回くらいはかいてみたい。目標はそれをふくめ12回。

Qiita

4本。Contributionは169(目標300)。PVは、102,152(目標4万)。PVすごい。本家のブログを軽く超えました。新規作成した本数は少ないですが、昔書いたものを更新することもこまめに行えたのは良かったです。今年学んだことはいくつもあるのでそれをアウトプットするのも大事。来年は12本書きます。

資格

今年は1。
認定スクラムマスター(CSM)を取得しました。研修としてとても刺激のある機会で、仕事にも少しフィードバックできています。来年はIPAを1つ、PMP、技術士補あたりを頑張ってみる。あとベンダー系の技術資格も挑戦したいです。

2017年まとめ(定性的な部分)

12月30日にDevLOVE関西で仲良くさせていただいている方と私を入れ3名で1年間の振り返り会を行いました。
振り返りに使った手法はダイアログ形式(ワールドカフェ形式?)のこちらのもの→https://mirai.doda.jp/theme/looking-back-planning/procedure/

事前課題として振り返りシートを1枚をまとめてきます。ちょっと時間があったので、エモーショナルグラフを追加したりして私なりの振り返りシートにカスタマイズしてみました。A3に1枚くらいでまとめています。シートを作るのは2~3時間くらいですが、日常で振り返りに脳みそ使っていたのは5時間くらいでしたでしょうか。過去のfacebookみたり、メール見たり、Eightや、写真、日報的なところをあさってました。

振り返りシート(ぼかし版)

振り返り当日は1人1時間の枠で、1年間をストーリで話し、聞いている人がそれに対して深堀の質問や、アドバイスを行うというもの。

箇条書きですが、私の振り返りのポイントは次の通り。

  • 仕事をきっかけに自分の輪がひろがったこと
  • コンフォートゾーンから抜け出せ始めていること、仕事がいい感じに混とんとしていること
  • 自社の能力を使い始められていること、もっとその先があることに気づけたこと
  • 家庭へもちゃんと目線をむけていること、でも課題はたくさんあり改善が必要なこと
  • 仕事以外の活動が少し中途半端、手を出しすぎかも。絞って効果を出すことに意識したほうが良いか
  • それぞれの活動に、理由やよりどころにする目標がないこと。なぜやってるの?何が楽しいの?
  • もっとコードを書こう、Githubに草はやそう

大変良い振り返りでした。
まず自分の1年を言語化と図式化できるのはとても価値があります。内省するだけでは目が向けないところ(空白となる箇所)を見つけられることは網羅的でよい。さらにそれを「語る」ことは、1年で自分が最も重要と感じたことが何かに気づかされます(自分の場合、仕事の輪の広がりと、家庭のことでした)。さらに、聞いている方から、客観的な整理をもらえたり、質問してくれたワードからもう少し1年を思い出せたり、1年をさまざまな角度で振り返れました。

総じて今年は、新しい領域に下積みができ、新しい働き方に慣れがでてきた1年間でした。来年は少しジャンプアップできそうな予感があります。機会を無駄にせず、ちゃんとフォーカスして臨みたいと思います。

今年1年ありがとうございました。来年もよろしくお願いしします。では、良いお年を!

認定スクラムマスター研修に参加しました

0. 概要

Scrum Allianceが主催する「認定スクラムマスター研修」を、名古屋にて8月23~25日の3日間で受講してきました。参加者は30名ほどで、東京から出張で来ている方が多かったです。いまだに「受講する」といった表現が正しいかは………謎です。

学んだことの振り返りとして、YWTのフレームワークを使ってみようと思います(Y:やったこと、W:分かったこと、T:次にやること)。

 

1. Y:やったこと

最初に「やったこと」です。この研修は、個人でかなり捉え方が違うと思いますので、私が感じた「やったこと」になります。

  • チームが納得して選択ができる方法を考える。
  • チームでの議論を活性化する方法(アイデアが出てくる方法)を考える。
  • チームの合意形成方法を考える。
  • 上記の活動を通して、チームのメンバーとして最適な動きは何かを考える。
  • 上記の活動を通して、スクラムマスターとして最適な動きは何かを考える。
  • そのほか、スクラムの基礎。

 

2. W:分かったこと

この研修を通して分かったことを箇条書きで書きます。

  • スクラムに必要とされていることは社会人に必要なスキルの徹底化だということ。
    • 自分たちが行おうとしていることが、透明で、目的との差分が明らかで、それを縮めようとしているか。
    • 目的と手段を混同するな、など。なんだか新人研修を思い出す感じ。でもそれを徹底することがスクラムなんだなと。(現実は大勢が許容できる(さぼれる)妥協をたくさん行ってますよね)
    • 仕事のための12の基礎力を読み直してみようかなぁ。
  •  スクラムマスター(だけじゃないけど)は、チーム全体を意識しなくてはならない。森を見て、木を見る感じ。
    • チームの状態、個人の状態をおさえること
    • 議論の流れをおさえること、などなど
  • スクラムマスター(だけじゃないけど)は、常に目的が明確に捉えていなくてはならない。
    • 手段に落ちちゃダメ
    • 目的と手段を混ぜちゃダメ
  • スクラムマスターは、たくさんの「やり方」を知っていると良い。
    • 大きな枠組みだと、組織論や心理学など。
    • 細かいところだろ、打ち合わせ時に有用な小技など
    • もちろん「やり方」の目的を押さえておくことは重要
    • そもそも「スクラム」自体が「やり方」だということをおさえるべし。ウォーターフォールの目的とは…

 

3. T:次にやること

やったこと、分かったことを踏まえて、次に何をやるかを洗い出してみます。

  • 会社にフィードバックをして学んだことの定着化をはかる
    • まずは社内勉強会形式のフィードバック
    • 受託開発での取り入れ方の研究
  • 周りの人にフィードバックをして分かりやすい説明ができるようにする
    • お客さんを含めたいろいろな人へ学んだことを伝えること
  • 「やり方」の収集、収集手段の確立
    • TEDまわりから良い考え方、手法を収集してみる
    • 自分が取り組んでいない領域(組織論、心理学、など)も少し手を伸ばしてみる
  • (試験を受けれたら)試験に受かる。

 

4. 最後に

振り返ってみたけど、なんだか物足りない感じがすごくします。やはりスクラムやってなんぼですね。嫌われちゃうかもしれないけど、なるべく目的を追求することを頑張ろう。

Fire HD 8を使ってノートPCにセカンドモニターを

外出先でもノートPCにセカンドモニターがほしい時があります。自宅や会社内の場合、備え付けのモニターをつなぐことができるかもしれませんが、外出した場合はそういうわけにもいきません。いざノートPC用のモバイルセカンドモニターを購入しようとすると高価なものが多いです。ざっと調べた感じ、2万円~といったとことでしょうか。その分もちろん性能も良いです。ただ、セカンドモニターに期待する用途を、ウェブブラウジングやチャットを表示するレベルにとどめれば、格安で手に入るFire HD 8を使った方法が有効です。今回はFire HD 8を使ってノートPCにセカンドモニターを接続する方法を説明したいと思います。

 

必要なもの

環境を用意するのに必要なものは次の通りです。

  • 【ハードウェア】Fire HD 8 タブレット
    • 定価で購入すると、 11,980円、Amazonプライム会員なら、7,980円(2017年8月11日現在)
    • 重さは369g
  • 【ソフトウェア】Splashtop Wired XDisplay
    • Fire HD 8とノートPCにインストールし、タブレットをセカンドモニタ化するソフトウェア。
    • 本家サイトの説明→Turn your iPad, Android tablet, Kindle or smartphone into a high performance extra monitor for your computer
  •  【ハードウェア】ノートPC
    • USBケーブルでFire HD 8に接続できる機種
    • Splashtop Wired XDisplayが対応しているOSであること
  • 【周辺機器】FireHD 8を「立てる」ことができるカバー
    • Fire HD 8 純正カバーが良いんでしょうけど、ちょっと高い。
    • 安くても立てばよいです。
    • カバー次第で縦置きもできます。

だいたい全部そろえて1万円くらいでしょうか。あたりまえですが、Fire HD 8は単独のタブレットとしても使えますので、十分なコストメリットありますね。

 

セットアップ

大まかなセットアップ手順は次の通りです。

  1. ノートPCに、Splashtop Wired XDisplayをインストールする
  2. Fire HD 8タブレットに、Splashtop Wired XDisplayをインストールする
  3. ノートPCと、Fire HD 8をUSBケーブルで接続する
  4. ノートPC側から解像度の調整をする

Splashtop Wired XDisplayはFree版がありますので、まずはFree版で稼働確認をすることをお勧めします。

 

完成形

セットアップが完了すると、このようにセカンドモニタ化が完了です。

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おすすめの用途

ソフトウェアでセカンドモニタを実現しているため、動きはもっさり感があります。あと上の写真を見てのとおり画面は小さめです。これを踏まえたうえでのおすすめの用途は、

  • SlackやChatwork等のチャットを閲覧する、操作する
  • PDFやWordのドキュメントを閲覧する
  • Webブラウンジング

なんとなく向かないのは、細かい作業(例えば、Excelの操作、PowerPointなどの図形の微調整)や、素早さを求める作業(ゲームとか?)。

 

最後に

安くて軽いセカンドモニタ環境ができて、快適!ちなみに、ここで説明したソフトウェアはiOS等にも対応しています。すでに既存のタブレット(もしくは画面が大きめのスマホ)がある方はそちらを有効活用しても良いかと思います。