デッドライン読書会#01「Effective DevOps(前半)」感想文

課題図書

デッドライン読書会#01の課題図書は「Effective DevOps ―4本柱による持続可能な組織文化の育て方(前半)」です。第I部〜第Ⅳ部。表紙はヤクですね。

※デッドライン読書会とは何かについてはこちらのポスト:「読書×締切ではじめる「デッドライン読書会」を始めました」をご参照ください。

 

本を読んだ感想

全体

良い意味でタイトルに裏切られました!DevOpsに関するプラクティス(ツールや、狭義でのデリバリーにおける組織間の連携など)の本かと思いましたが、devops(本書での表記通り)を使い効果的に仕事をするための文化の醸成を語った本でした。

ちょうど最近自分の活動では、アジャイル型の開発(スクラム)、CI/CD、ダイアローグなどを深く考える機会があったんですが、本書を読むことで幅が広がりそうな感覚があります。というのも著者は文化の醸成に関することについて幅広く見識があるようで、認知のスタイル、育成におけるフィードバック、チーミング、採用、ファシリティ、といった部分からもちろん関連するITの開発の事情まで含めて参考情報込みで展開してくれています。TEDの動画や参考書籍・サイトへのリンクも細かく入っているため理解を掘り下げやすく、助かりました。(ただその分読むのはなかなか進まない。。。)

なお本書での言う四本柱とは、次のとおりでした。

  • コラボレーション
  • アフィニティ
  • ツール(今回の#01はここまでが対象)
  • スケーリング

個別

個別のテーマで本書内で気になったことを箇条書きします。

  • 4.1.2 devopsは単なるアジャイルなのか
    • アジャイル以上に広さがあると(私はちょっと異論がある)。devopsはどんな組織でも適用ができる。気をつけなくてはいけないのは、Dev(開発チーム)とOps(運用チーム)だけに適用するといったことだけを考えてはいけないこと。それは解消しようとしたサイロ化を別のサイロに取り替えているだけ。
  • 8.2.3 私は働きすぎだ、ストレスが溜まっている、燃え尽きた
    • 業務後にジムに行って身体を鍛える人がいるように(世の中には筋肉がすべてを解決するという人もいるw)、業務外でメンタルを鍛えるという活動をしても良いと思う。ジムのトレーナーに身体にあったトレーニング方法を教えてもらうように、精神についてもプロから指導を受けるといいのかもと思った。それは瞑想かもしれないし、カウンセリングかもしれない。
  • 9.3.5.1 内集団・外集団理論(チームの団結力)
    • チーム外からの圧力が、チームの結束を強めるというのは私も経験がある。この効果と、チーム間の連携(経験の共有など)によるお互いのブラッシュアップを活用すると、組織としての力が上がるのだろうか。競い合いつつ(競い合わせつつ)、情報もちゃんと共有して、、とか難易度が高そうなチーム運営だなぁ。
  • 9.3.6 多様性
    • この本は多様性の充実と脱差別を何度も繰り返し記している。おかげで自分の見識の狭さと経験の少なさを思い知った感じ(LGBTQの「Q」の存在をこの本で知ったくらい!)。多様性とインターセクショナリティについてもう少しちゃんと現実味を持って知らなくてはいけないと気づきました。
  • 11.2.2 インフラストラクチャーの自動化
    • 「構成ドリフト」と「スノーフレークサーバー」は初耳のキーワード。インフラの管理に手作業がはいるためにできてしまう状態。IaCで管理すべし。

 

次回(#02)

スケジュールはGoogleカレンダーで分かるようにしています。第2回は次の要領です。

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