【子育て】散歩のおともにGoogleレンズ

 新型コロナウイルスの感染予防に伴い、長女の幼稚園もしばらくお休みになっています。ずっと家にいるものだから、健康維持を目的として、子供と近所を散歩をする機会が多くなりました。しかも季節は春。植物は芽吹き、花が咲き、小鳥なども多くみられますね。

 ふと、道端に際している花や、草を見て、これは何て名前なんだろうと思うことがしばしばあると思います。「この紫色の花、キレイだね」と会話するだけでなく、「ツルニチニチソウもいっぱい花が咲きだしたね~」とお話しできるほうが、なんだかリッチな気がします。「小さい鳥たくさんいるね~」より、「ムクドリ、今日は何を食べているのかな~?」みたいな。

 そんなときに便利なのが、Googleが出している、Googleレンズアプリ。アプリをかざして検索ボタンを押せば、画像検索をしてくれます。右のイメージです。今朝撮ったものです。Googleレンズアプリで、キレイに対象を捉えることができれば、かなり良い精度で名前を見つけ出してくれます。

 小動物はカメラで捉えることさえできればいけるのですが、やはり難しいですね。とおい。近寄るのが大変で、さきほどのムクドリはかなり苦労しました^^;

 そのほかにも便利な使い方として、紙の書籍を読むと出てくる難読な漢字(熟語)の読み方を調べるといったことも可能です。いままで読み飛ばすことが多かった難読字を、Googleレンズのおかげでちゃんと調べるようになりました。

最後は読書の話でしたが、散歩のお供にもぜひご利用ください^^

参考:Googleレンズ(https://lens.google.com/intl/ja/

【子育て】男性育休の7つの法則

先月の2020年1月にコネヒト株式会社(「ママリ」というママ向けアプリを提供している企業)の調査に基づいて、男性育休時の家事・育児時間に関する記事が出てちょっとバズっていましたね。下記のリンクは日経新聞オンラインのものですが、「とるだけ育休」が蔓延してそうだという記事が散見されました。

 日経新聞「育休夫の協力不十分 民間調査、3人に1人が2時間以下

もとになったプレスリリースは、こちらです。

 PRTIMES「夫が育休を取得した508名のママ調査から見えた「とるだけ育休」の実態と育休の「7つの法則」ー男性育休義務化の流れの中、「育休の質」に焦点ー

男性育休の取得時間が短いというくだりももちろんありますが、主題は育休活用のカギとして、「育休の過ごし方7つの法則」と育休準備のポイントがある、これらを学び、育休を通して、夫婦(家族)の幸福度を向上していこうという素敵な内容でした。すばらしい。この7つの法則ですが、自分に当てはめるとどうなのかな?と思い、メモがてらコメントを書いてみます。

育休の過ごし方7つの法則

7つの法則はこちらでした。

  1. 量的に担当する
  2. 主体的な姿勢で取り組む
  3. 精神的に支える
  4. 休息をとらせる
  5. 十分な期間取得する
  6. 必要なスキルを習得する
  7. 家族との時間を楽しむ

ちょっとコメント

我が家は一人目に引き続き今回の二人目も完全母乳。母乳関連のトラブルが多く起きることを見込み、二人目の出産・育児にのぞみました。取っ掛かりの方針として、授乳以外は基本的に夫の役割です。そうなると、「量的に担当する」、「主体的な姿勢で取り組む」、「休息をとらせる」、「必要なスキルを習得する」、「精神的に支える」は満たせていると思います。とはいっても苦手な家事はあるわけで、唯一、家を隅々までキレイにしてって言われると、、、私にはちょっとできません^^;(最初から「諦めて」とお願いしています)

「精神的に支える」で私が大事かなと思っていることの一つが、家族が病気したときに備えられているか、です。急病になったときに行く病院、電話する場所(子ども医療電話相談、など)を知っている。夜間に車を出せるように備えられている(家族の体調が怪しいなと思ったときにお酒飲まない)。などなど。

十分な期間取得する」。今回取得しているお休みは、当初は有給休暇、途中から育児休業で、出産2週間前から出産後8ヶ月めまでをお休みとしています。

この期間に対する想いとしては2つありました。「出産2週間前」は、私が専業主夫モードに慣れるための準備期間です。普段あまり担当していない長女の幼稚園関係の準備になれることや、出産と産後の準備にあてました。出産直後1ヶ月は妻は基本的には動けないため、いきなり主夫をスタートするのではなく、暖機運転をして出産を迎える形としました。これは成功でした。

一方おわりを生後8ヶ月目までにしたのは、生後6ヶ月目から始める離乳食を軌道にのせようというところです。長女の経験からだいたい2ヶ月あれば大丈夫かなと考えています。出産後の育児が大変になる山場は、出産前後離乳食開始時卒乳時だと思うので、そこは意識していきたいです。卒乳時は、いまの育休は終わっているので、別にお休みをとることも考えています。

家族との時間を楽しむ」。以前のブログにも書きましたが、長女と過ごす時間が長くなりました。朝の時間、幼稚園帰りの時間、帰ってから夕食までの時間、お風呂を出てから寝るまでの時間。平日の夕方に縄跳びの練習や、自転車の練習に付き合うことができています。その裏(?)で、妻はストレス解消にお菓子作りをしてて、帰ったらおやつが出来ているというのはやはり幸せだと感じます。こういう余裕があり、その後の人生を豊かにしてくれるきっかけのひとつを与えてくれることも、育休の大事な役割なのかもしれません。

これが「育休の過ごし方7つの法則」へのコメントでした。この7つの法則は、主に妻と家族に目線が向いていると感じましたので、夫の目線でいくつか追加してみようと思います。

7つの法則+3つのゆとり

夫側には「3つのゆとり」をあげようと思います。(夫側と書きましたが、書いていて思うには、夫婦どちらにも当てはまりますね。あと私自身の境遇をベースに書いていますので、そこは予めご容赦ください。)

ストレスを溜め込まない

会社員から専業主夫となりますので、環境が一変します。産後当初は物理的にも精神的にもより狭い範囲に集中することになり、ストレスを感じるようになると思います(働いていないことによる「置いてけぼりになるんじゃないか?」といった不安感など)。そのストレスを溜め込まない方法を用意しておくのが大事だと思います。出産は計画出産でもない限り、急に来て、急に育休に入るという方もいると思います。その移行がなるべくなだらかになるように準備しておくのは肝要です。

体力的に無理をしすぎない

これは特に出産直後〜1ヶ月くらいの間です。頻回で安定しない授乳の期間は、夫側も完璧を期そうとすると、朝も晩も動きっぱなし。それが原因で夫側が倒れてしまったという話もたまに聞きます。妻と上手く分担すること、夫婦の両親を頼ること、入院期間中は病院を頼ること。

あとは世の中にすでにある育児を簡単にする方法をちゃんと勉強しておくことも有用だと思います。調乳が大変なときに備えて、粉ミルクだけでなく液体ミルクを。着替えをさせるのがめんどくさいときに備えて、肌着が一体型のカバーオールを。買い物はAmazonを。料理は少なくとも上手に味噌汁が作れるようにしておく(味噌汁があれば食事はどうにかなる)。

お金も備える

育休中にに発生する無収入の期間にどう備えるかです。育児休業給付金は給付タイミングがイケていなく、申請後2〜3ヶ月後に最初の支給、その後2ヶ月ごとの支給となります。(愚痴ですが、給付金の上限を80%にするといった議論がありますが、それより支給頻度を上げて、働いているときの給料と同じタイミングにしてくれる方が嬉しい)。普段の貯蓄とは別に、生活の運転資金が安定するような手立てを事前にうっておけると安心です。

おわりに

自分の過ごし方を整理するために、7つの法則をみてみました。ところで、最初の議論の、ではどれくらいの時間を育児・家事に費やしているかなと思い、だいたいで数えてみると、6時間くらいでした。もし下の子が完全母乳でなく調乳とミルクの授乳があるなら、これにもう1〜2時間くらい足されるんかなぁ。

以上です。

【子育て】4歳児のお茶くみの工夫

コーヒーサーバー

我が家で採用している子供のお茶くみシステムがけっこう良いな〜と思ったので、ブログに書こうかと思います。3歳くらいから使える育児ハックです。

お茶くみの面倒臭さ

冬の乾燥する時期、夏の汗をよくかく時期、子供には水分補給はちゃんとおこってほしいものです。でも子供がお茶を飲みたいと思うたびに「お茶入れてー!」と親が呼ばれることが多いのではないでしょうか。お茶は普段は大人用のポッドに入っていて、子供では簡単にいれられない。子供に呼ばれるたびに今やっていることを中断してお茶をいれてあげる。ひょっとしたら、子供は「自分で入れたい!」と言うかもしれませんが、重たくてヒヤヒヤしながら横で見ている。

頻繁にお茶を飲むことは必要だと分かっているものの、ちょっと煩わしいなと感じていました。

コーヒーサーバを子供専用のお茶ポッドにしてみた

あるとき気づいて、自分が使っているHARIOのコーヒーサーバ(700cc用)をお茶入れ用にと子供に貸してみました。これがとても良い。子供が自分でお茶がほしいと思ったときに、自分で汲んで自分で飲みます。親はお茶が無くなったときに補充してあげるだけでOK。そんな使い方で、良かったのは次のポイントです。

  • 底が広いので安定感がある、滅多なことでは倒れない。
  • 蓋ががっちり締まる。子供では取れない。
  • ちょうど良い量出る(柵状の)口がついている。
  • 容器が透明のため、残量が分かる。
  • 衛生的。

急須の弱点も、水筒の弱点も乗り越えてくれるのです。ただ、700ccのコーヒーサーバは流石に大きすぎました。普段から机の上において置くには、邪魔。あと、私の大事なコーヒサーバが奪われる…。

ということで、一番上の写真にあるように、HARIOの450cc用のコーヒーサーバを購入しました。サイズは、用途としても見た目としても、ちょうどよく、すごく良いお買い物でした。

HARIO (ハリオ) コーヒーサーバー V60 コーヒードリップ 450ml VCS-01B

参考になれば幸いです。おしまい。

【子育て】4歳児の読書

昨年第二子をさずかったことをきっかけに本ブログの過去ポストを読み返しました。自分で書いたにも関わらず3年も立つと、時をまたいで役に立つものですね。長女が小さい頃に、こんなことを考えたり苦労していたんだってことを思い出しました。

せっかくなので次女の誕生をきっかけに、育児関連も再び書こうと思います。今回は、上の子の4歳児の読書(絵本)について整理しておこうかなと、書き始めました。

4歳児の読書

テーマは「4歳児の読書」です。

4歳児は読み聞かせ黄金期と言われる通り、絵本を落ち着いて聞いていられるようになる年頃です。幼稚園・保育園でも読み聞かせの時間もあります。パラパラとページをめくっていただけの子が、自分で文字を追って読むようになるタイミングかもしれません。

我が家の場合は、とにかく寝る前の「今日は何冊!?」(by こども)と戦う日々です。「2冊」→「少ない!」。「4冊」→「良いよ!」→(読み終わったあとに)「足らない!あと1冊!!」。たくさん絵本に興味を持ってもらえるのはとても嬉しいのですが、喉と睡魔が大きな壁になります^^;

絵本の選び方

私が絵本を選ぶ際にはいくつかカテゴリがあります。しっかり分類されたカテゴリではなく、子供が好きそうな(もしくは親が好きそうな)領域を自然に作っていたという感じです。本を購入する際や、図書館で借りる際に意識しています。そのカテゴリと例を、まずはまとめてみました。

1.シリーズものでお気に入りを見つけてみる

同じ登場人物・キャラクターを使って複数冊の絵本が出版されているモノです。一度、当たりのシリーズを発見すると、そのあとそこからひけるので、本を選ぶことに安心感がうまれます。4歳にちょうどよいシリーズモノといえば、例えば、

ねずみくんの絵本のシリーズ

ねずみくんと動物のお友達の話。赤いチョッキがトレードマーク。

ぱおちゃんのシリーズ

ぞうのぱおちゃんと友達のお話。園の生活を絵本にしているようなお話が多いです。

ルラルさんのシリーズ

大きな庭の一軒家に住むルラルさんと周りに住む動物たちのお話。ルラルさんはいっけん強面(こわもて)だけど、のんびりとした正確なところは親もほっこりします。

おさるのジョージ、ひとまねこざるのシリーズ

おさるのジョージは有名ですね。昔の作品の名前は「ひとまねこざる」といいます。ひまねこざるのほうが絵本のページ数は多いです。倍くらい。

バーバパパえほんのシリーズ

いまだにバーバパパがなにものかは分かりかねますが(おばけ?植物?わたあめ?)、絵本を通して、自然破壊や、教育問題への追求もあったりと幅広いお話。バーバパパの家族の名前を覚えるクイズゲームがけっこうおもしろい。

他にもミッフィー(うさこちゃん)、アンパンマン、のんたん、ぐりとぐら、こぐまちゃんえほん、11ぴきのねこ、だるまさんシリーズ、などがあります。

2.作風が好きな作家さんで選ぶ

お気に入りの絵や、作風を覚えておき、作家さんで選ぶというカテゴリです。たとえば、

◆せなけいこ さん

切り絵調の絵が素敵。たくさんのおばけを覚えることができます。童謡の歌詞をそのまま題材にした絵本もあります(ねこふんじゃった、など)。今冬は、せなけいこ展も開催されています。

◆村上康成 さん

柔らかく、特徴をデフォルメした絵を描く作家さんです。魚のやまめの絵などは有名です。私は下の「星空キャンプ」を読んで、子供とこんな生活がしたいなーと憧れています。

他にも、五味太郎さんや、長新太さん、ヨシタケシンスケさん(あとからもう一度でできます)、などなど、お気に入りの作家さんを意識して探すと楽しめると思います。

3.昔話をいろんな絵本で読む

昔話は同じ話を様々な作者が書いています。「はなさかじいさん」を例にとっても数十冊はあるんじゃないでしょうか。それを横断的に読むのも面白いと思います。

ちなみに我が家では昔話を狙って図書館で探すのが大変だった(あるのはあるけど、古くてぼろぼろ、もしくは今の年齢の子供の集中力にあった文字数の絵本がなかなか見つからない)こともあり、シリーズで入っている、ポプラ社の「はじめての世界名作絵本」を買いました。いわゆるアニメ絵本です。一冊辺り350円という値段が素晴らしい。第一期で買ったときには30冊まで出揃っていましたが、いまや第四期60冊まできているようです。最終的には2020年10月で第六期80冊まで出るようです。

4.自然科学も大事

理系っぽい絵本ですね。地域の図書館でも小さくても専門のコーナーがあると思います。虫や動物、自然、季節の絵本など。ちょっと理科っぽい本を読んであげたいときに選びます。薄い本だと「ちいさなかがくのとも」のシリーズも良い。

5.定番を漁る

自分自身もも読んでもらった覚えがあるような何十年も読み続けられているような絵本です。あげだしたらキリがないでしょうが、例としては、

などなど。

6.読み手の大人も楽しめる

読み手の親も楽しめたり、学べたら一石二鳥ですよね。下の選書は私の趣味も混じってますが、例えばこんな絵本です。

ヨシタケシンスケ さんの絵本

絵本の内容が深いです。物事をよく考えよう、違う視点もあるんだよ、様々な多様性なども教えてくれる作品が多いです。いちど親がはまると新作含め全部読みたくなります。絵も可愛いく楽しいので子供ももちろん楽しめます。

コップってなんだっけ?

考え方、アイデアの発散の仕方を学べる絵本。

せいめいのれきし

地球ができてから、現在までの歴史をお芝居形式で楽しめる絵本。作者のバージニア・リー・バートンさんは、本書を作るために博物館にこもってこつこつ調査したそうな。いまは改訂版が出ていて出版当初の良さを残したまま、新しい見識もちゃんと反映されています。

絵本の手に入れ方

我が家はまずは図書館での貸し出しを頼りにしています。

地元の図書館は一人2週間15冊まで借りれるため、その枠で隔週で図書館通いをしています。お財布的に本当に助かる、これだけでも税金を払っている意味があると感じます。。。w

ちなみに図書館には、普通の絵本はもちろんのこと、大型絵本(子供の布団くらいありそうな)や、紙芝居など、ちょっと変わり種もありますよね。たまには趣をかえて、紙芝居で読み聞かせをすると、楽しいです。お友達が集まって遊ぶときにも重宝します。(ちなみに紙芝居は読み聞かせではなく、演じるものとのこと。奥が深い!参考:紙芝居ネット 紙芝居の演じ方

図書館で、借りて読んで、良いなと思った絵本は、その段になってはじめて買うことが多いです。もしくは何かのメディアで紹介されていて一目惚れで買う!といったこともあります。それでも、さきほどの「はじめての世界名作絵本」のシリーズを除けば、月に1冊買えば多いほうです。

おわりに

4歳の長女との付き合いで学んだ絵本のことについてまとめてみました。頑張ってカテゴリわけしてみようかなと思いましたが、まだまだ分けきれず。当てはまらない絵本もたくさん借りています。図書館の棚で見つけたものを文字の量とフィーリングで選ぶことが多いです。

次女が4歳になるときにはこの記事+αの知識で接することができると良いなと思います。

2回目の育児休業を取得中です(子育てエンジニア Advent Calendar 2019)

今年ももう12月ですね。アドベントカレンダーの季節になりました。この投稿は子育てエンジニア Advent Calendar 2019の2日目です。1日目は小田中育生さんの「子育て世代の成長戦略」でした。

10月31日に二人目の子供を授かり、10月半ばより育児に伴う休暇中です。年内は有給休暇などを利用し、20年1月から6月までは育児休業を利用する予定です。私にとって長女に続いて2回目の育児休業になります。1回目を思い出しつつ、今回の2回めの育休でいまのところ何が良かったのかを書き留めたいと思います。結果的に状況が似たエンジニアパパの参考になると嬉しいなと思っています。

1回めの育休の振り返り

1回めの育休は2016年1〜4月にいただきました。一人目の子で、生後3ヶ月〜6ヶ月(終わりの時期は、離乳食がスタートするくらい)でした。育休期間だけでなく、その前後も思い出して振り返ると、良かったこととしては、

  • 早めに育休取得の意思表明をしたため、スムーズに育休に突入できた。
  • 子供との時間をたっぷり取れた。
  • 家事全般の苦手意識がなくなった。

がありました。直したかったことは、育児休業中に効果的に働いていくところ(1回目は週1日程度働いていました。現在はこういった方法はNGとなっているようです。育児休業中の就労について)、自己研鑽など自分のことをどうするか、などでした。

2回めの育休で良かったこと(いまのところ)

もともとは次女の面倒と妻のサポートが目的とするところでした。今回は里帰りせずに出産することもあり、出産予定日の2週間ほど前から準備しつつお休みをスタート。それを通して一番大変だと気づいたのは、4歳となる長女の面倒でした。いま長女は幼稚園の年少組。朝8時半に家を出て、おむかえは14時。ちょうど出産にあわせるかのうように風邪をひいてしまったりして、体調が悪い中長女と向き合う時間がたくさーーーんとれました。普段は平日の夜と休日しか相手ができないので、平日の昼に一緒に過ごすことの大変さがよく分かりました。奥さん改めてありがとう。

平日の昼に子供とやることといったら、遊び相手や、家でのお勉強相手です。休日にたまにやる分にはイベント的にやっているので、飽きずにやってますが、これが毎日だとなかなか大変。自分の習慣とするのにも時間がかかりそうです。気づかないうちに今日のプリントをすっぽかしたり…。遊びも、「休日のお出かけ遊び」と違い、近くの公園や河川敷での遊び。自然とほかのお子さん(と、親御さん)との交流も増えてきました。

長い時間を子供と過ごすため、本当によく子供(長女)のことを見るようになりました。そうなると…だんだんあれもこれも叱りたくなってきます^^;4歳ってそいうお年頃なんだなぁ。やりたいことが爆発してて、やっては失敗する、それとも、やりたくないことはとことんやらない。普段奥さんはこれと葛藤しているんだなぁと気づかされました。

時間(と、日にち)はたくさんあるものなので、ものは試しにと「やってみさせ、物事を起こせてみさせ(失敗させて)、そうなったら自分がどう感じるか気づかせ、じゃあ次はどうするのか話させ、できたらほめて」を毎日繰り返しています(山本五十六的なことをたいそうに書いていますが、題材は例えば「朝の準備が遅い」といったお話です)。これが2回めの育休に入って一番良かったことです。こんなにじっくり叱れることってなかなかないなぁと感じています。

改めて考える2回めの育休でやりたいこと

次女が産まれて1か月。怒涛ではありましたが、比較的平和に過ごしてこれました。新生児期も終わり、これからどうしようかな、私が何にチャレンジしてみようかなというのもそろそろ考えたいです。

1回目の育休を経験しそのあとの生活の中で、家事全般はそれなりにできるようになりました。その中で一つやりたいこととしては、家事のそれぞれに磨きをかけること。料理は、地産地消など地元の食材を使うとか、季節に合わせた料理とか、家族の健康に合わせたものが作れるようになりたい。裁縫は、ボタン・裾直し、アップリケ付けよりもう少しできるようになる。巾着作ったりとか?小学生の頃は意外に得意だったんだけど…いまや縫うと線がジグザグ…。

そういった家庭のため以外にも、自分磨きももちろんしたい。エンジニアとして次の成長にむけてもっと教養を身に着けたいと考えています。ためになる読書を進めていきたいところです。ちょうどいま「エンジニアが読むべきビジネス書一覧」をせこせこと作っています(年内には公開したい!)それをもとに深めていきたいなと思います。抱っこしてても本は読める。教養以外にもエンジニアとしてのベースのスキルアップ活動はしたいです。プログラミング、アーキテクチャ考察、そのほか新しい技術のキャッチアップなど。この辺まで来ると現実問題かなりお腹いっぱい。(この参加しているアドベントカレンダーでは、育児しながらの勉強や自分戦略などの記事がたくさん書かれそうです。ぜひ参考にしたいです。)

長女の育児休業の時にこんなポストをかいていました→男性が育児休業をとるとどんな生活をするのか? これみると…「自分の時間は多い」とか言ってる!!いまそんな時間は寝るまでの2時間くらいしかないのだが。奥さんの床上げが終わったら徐々に家事を分担して、余裕を持てると良いな。

そんなことを書いてはいるものの、心境の変化としては、慌てなくてもええんちゃう?っていう気持ちも芽生えていることも正直なところです。ぐっっと家族のために尽くしてもいいんじゃないか、その結果、自分が(人間的に)成長するという側面もあるんじゃないか。しっかり潜り込んでこそ見えることがあるのかなと思い始めています(実感として平日に自分が住む地域の人たちと交流をすることによっても感じます)。いままでは「エンジニアとしてどう成長するか?その成長手段は。「技術の記事読もう、勉強会に行かなくちゃっ!」)」についてはよく考えていましたが、それによっておおきな転換(変革)を得られていないかなと感じています。小さな改善で止まっている。ここいらでもう少し内省することによっても、モードチェンジするための蓄積が、今回の育休なのかもしれないと。人間的に成長ができたら、次のステップに行く準備ができるのかもしれないとも感じているところです。

家事・育児は手足はよく使いますが頭が空いていることは多いので、次のステップに向けた考え事に脳みそを使うのが良いかもしれないです。

エンジニアへの育児休業のすすめ

厚労省などの統計情報を見ていると、育児休業を取得している男性は6.16%(平成30年度)。さらに半年以上の期間を取得している人はそのなかで5%くらい。年間の出生数が90万人くらいらしいので、そうすると、自分のように半年以上の育児休業を取得している男性は全国に年間2,000人ほどいらっしゃることになります。(計算もしくは、統計情報の見方を間違えていたらご指摘ください)

ぜひこの数はシステムエンジニアから増やしていきたい。パソコンとインターネットがあれば仕事ができ、クラウドの普及でより物理的な場所から解放される可能性がある職種です。テレワークやリモートコミュニケーションツールの普及もあります。いろいろな工夫を考えることを生業としている職業として、いま以上に男性の育休が進む方法を考えていきたいですね。

その中で自分は、これまでの経験から、育休をとろうとする人をお手伝いしたり、育休をとろうとする人がいるチームをお手伝いしたりするといった関わり方もしていきたいと思っています。

おわり

2回めの育児休業ということで、思っていることを書いてみました。ちょっと駄文気味。育休自体はまだ7カ月残っているわけで、それは楽しみたいし、よく考えながら生活していきたいなと書きながら思いました。また中間報告はどこかでしたいと思います。さて、明日3日のアドベントカレンダーは高校の同級生の田地くんの投稿です。こんなつながり方をするなんて世間は狭いっすねぇ。「育児しながらの勉強スタイルとか」とか。楽しみ!!

赤ちゃんとのお出かけグッズ(ベビーチェアベルト編)

子供がたっちできるようになる(8ヶ月以降)と、お出かけの頻度も多く、時間も長くなり、外のお店でランチをする機会も増えますよね。そういったとき、なるべく子連れに優しく、ベビーチェアといった設備が充実しているお店を探すのですが、必ずしも要望を満たせるわけではない…。そこで、最近いただいたベビーチェアベルトなるものが、ものすごく便利だったので、このブログで紹介してみようと思います。

ベビーチェアベルト

左の写真はAmazonからひっぱってきたものです。トットシート ベビーチェアベルトという製品なんですが、見てのとおり、大人が利用する椅子に装着することができ、ベルトで子供を固定できます。この製品の良いところは…
・布製なのでコンパクトで持ち運びが楽
・(背もたれがよほど長くない限り)一般的な椅子であれば装着が可能
・ベルトで子供を固定することが出来る
レストランやカフェなどにベビーチェアが無いとき、このベルトがあれば、比較的安心して子供を座らせておくことができます。

活躍した場所

これまでどういった場所で活躍したか参考までにあげてみます。
・ショッピングモールのフードコート
 ⇒どこかにベビーチェアあるんだろうけど、探すの、持ってくるのが大変
・小さめなカフェ、お店
 ⇒お店の規模が小さいとベビーチェアを備え付けていないことが多い
・ベビーチェアがあるが、ベルトが付いていない簡易的なものしか置いていない(これ多い)
 ⇒親が少しでも安心して食事等するためには、「ベルト」は重要!
・実家など小さな子供がいないお宅

いまや我が家では、マザーズバックに普段から入れている必需品です!

夏の赤ちゃんのあせも対策

あっという間なことで、うちの娘も9カ月になりました。ぐんぐん成長していきますね。ハイハイしながら暴れまわってます。初夏の5月や6月ごろ、我が家も「あせも」に悩まされました。皮膚科にも何度かかかりました。だけど、いまはだいぶ落ち着いてきたので、わが家のあせも対策をメモっておこうかと思います。赤ちゃんの肌トラブルはきっとママの最初の悩み事だと思います。そこをパパがなんとかサポートできると喜ばれるかも?ということで、今回もパパ目線のあせも対策です。(肌の問題は、とても難しい問題なので、参考程度にしてください。皮膚科の先生にいろいろ指導してもらうことも重要です。)

 

あせもがいとも簡単にできる

赤ちゃんは肌が薄っぺらい(お医者さんによるとサランラップ程度)ので、汗をかく季節になるとすぐにあせもができます。あせもができると、痒くてかいてしまうので、そこがまた悪化する…そして皮膚科にかかり、薬(ステロイドとか)を塗るのループに入ってしまいます。このループはたいていの赤ちゃんが経験する気がする。

そこで、私が学んだあせもの一番の撃退方法は、「つくらないこと」です。

 

あせもを作らないには?

「汗を流す」、です。我が家は7月に入ってから、1日シャワー3回とお風呂1回。朝起きてシャワー、午前の昼寝後シャワー、午後の昼寝後シャワー、寝る前にお風呂。「寝て起きたタイミング」が一番汗かいてます。

洗うポイントですが、シャワーの時、あせもができそうな部分は、すこし「ぬめっ」としています。「ぬめっ」としやすい場所は手首のしわ、ひじの内側、わき、膝の内側、首回り、腰、おまた、でしょうか。この「ぬめっ」をぬるめのお湯(37度とか)でとってあげます。それと、この位の月齢の赤ちゃんはなぜか頭がにおいます。だから頭も洗ってあげます。我が家は石鹸やボディーソープは使わない派です、別に汚いわけじゃないので。ちなみに、このタイミングでおむつ交換が必要な場合、お尻ふく手間が省けてラッキーですよね笑。

湯上り後は、ボディーローションをぬって乾燥を防ぐ。これで完璧!

 

パパはどこで貢献できる?

日中働いているので、昼寝後シャワーは普通は難しいです(お休みの日はできますが)。ただ、朝出勤前のシャワー、帰ってきてからのお風呂は担当できますね。夜泣きで寝不足気味のママに代わり朝の子供の相手をしてあげれたら感謝されるかも?こんなこと言ったら、アレですが、シャワーはなにかと面倒なので、そっせんしてこなせたら喜ばれます。まぁ…汗ベタの娘を見ておいて、それをほおって会社にはいけないですがね…。

それと、そもそもですが、あせも対策を率先して考えるのも良いと思います。家にいる限りよほど病気はしないので、肌トラブルは一番の悩みになると思いますので。シャワーのタイミング、ボディーローションの選択、石鹸使うか等々。

 

今日は我が家のあせも対策でした。初心者パパに少しでも役に立ったらうれしいです。

赤ちゃんへの絵本読み聞かせ

子供と体を使って遊ぶことに疲れてきたら、絵本の読み聞かせをたまにしています(本当は毎日やってあげたいけど、なかなか続かないもの…)。絵本の読み聞かせのコツは3つあるかなーと思っていますので、それらをまとめます。いまうちの子は7カ月ということもあり、対象は1~7カ月くらいの月齢。ソースは16年4月26日のNHKあさいイチを私の想いです。

 

ゆっくり読む

絵本って、1ページに書いてある内容が少しなので、読み聞かせているとついついスピードが早くなってしまいます。でも、赤ちゃんの目は、ピント調整がまだ素早くできる状態ではありません。すぐにページをめくってしまうと何が描いてあるのか見えない(見え辛い)らしい。ですから、なるべくゆっくりページをめくる、読み終わってもしばらくページに滞在する(もしくは勝手にストーリーを増やして言葉をかけ続ける)ということが大事です。感覚的には数十秒というオーダー。

 

目と絵本の距離は離れすぎないように

赤ちゃんの目はだいたい25センチくらいまでしかはっきり見えないらしいです。手をバタバタさせるからといってあまり遠くに絵本を置くと、絵本の絵がしっかり見えていないかもしれない。25センチを目安に、赤ちゃんが絵本をしっかり見てるな~という適切な距離を見つけてあげてください。

 

登場人物になりきるのは大事

最初は恥ずかしいけど、読み手のパパも登場人物になりきるのが大事です!1歳未満の子に読むなら、絵本の絵に出てくるキャラクターになりきって抑揚をつけて楽しませてあげてください(くまさんでも、ぶたさんでも、ノンタンでもね)。年齢があがってくると、抑揚をつけると本に集中できなくなってよくないらしいですが、1歳未満なら、絵本で楽しもうが、読んでるパパで楽しもうがどっちでも良いですよね。

 

以上の3つ。特に上2つは初めて聞いた時は「へ~」と思った内容でした。こんなところでも赤ちゃんのことを思ってあげることって大事なんですよね。

ところで、我が家は出産祝いにたくさん絵本をもらいました。すごく助かってます。絵本って種類がとてもたくさんあるから、かぶらないし、いくら数があっても困らない。良い贈り物だなーと思った次第です。僕も機会があったら、良い絵本探して贈ってみようかな。というわけで今回は赤ちゃんに絵本を読み聞かせるという話題でした。

 

 

離乳食を始めて1ヶ月たちました

生後5ヶ月すぎから離乳食を始めたので、1ヶ月ほど離乳食生活をしたことになります。今回もパパ目線での育児ということで、離乳食についてまとめてみます。写真は私が夜な夜なやっている離乳食作成風景。

離乳食の基本を学ぶ機会

まずは離乳食はなんぞやと学ぶ必要があります。たくさんの情報があふれているのでママとよく相談し方法(流派?)を決定します。情報を仕入れる場面としては、4ヶ月検診後の離乳食講座、行政の保健師さんの訪問時、仲良くしている助産師さん・保健師さんの情報、本、インターネット、テレビなど。どこから仕入れても良いと思いますが、夫婦二人が納得する方法(安心できる方法)を選ぶことがミソです。といってもパパはママの話をよく聞いて、合意を促す黒子に徹するべし。うちはお世話になっている保健師さんの方法を選択しました。

ちなみに、多くの人からたびたび話を聞くため知識が断片的になりがちです。ママとの対話に備えて総覧したい豆なパパには、ベネッセが出してる「離乳食大百科」という本に目を通しておくのがオススメです。

 

離乳食のスケジュール

離乳食を開始して最初の1ヶ月の我が家はだいたいこんな感じ。1ヶ月目は1日1回だけ離乳食を食べる1回食の時期です。

0週目

「お茶」や「白湯」

→離乳食を開始するにあたり、スプーンに慣れてない子の場合は、お茶や、白湯をスプーンで飲ませる練習をする。

1週目

「すり潰しおかゆ」のみ

→1日1サジからスタート、毎日+1サジ、最大10サジまで。

2〜3週目

「すり潰しおかゆ」+「裏ごし野菜」

→野菜は1品ずつ、1サジからスタート、毎日+1サジ、最大3サジまで。野菜の種類は4種類(人参、ジャガイモ、サツマイモ、かぼちゃ)

4週目

「すり潰しおかゆ10サジ」+、「裏ごし野菜3種類それぞれ3サジ」

→我が家は今ここ。

 

離乳食のポイント

離乳食を1ヶ月した反省をママとしていて、その結果をポイントとしてまとめてます。

  • 1ヶ月めは「慣れ」のフェーズ。
    • 子供にとっては、母乳、ミルク以外に慣れる。スプーンで食べることに慣れる。時間になったらヨダレを出すことに慣れる。
    • 親にとっては、子供に食事を出すことに慣れる。服とかよだれかけとかたくさんのものが汚れることに慣れる。子供がイヤイヤし出すことに慣れる。母乳育児から少しずつ離れることに慣れる。
  • 1日1日あわてず量を増やす。
    • たくさんあげたくなるところだけど、慌てない。お腹壊したりしないか、アレルギーがないかチェックしつつゆっくりと。
  • さぼり方も覚える。
    • 1週間作り置きする(製氷皿に冷凍しとくとか)。食べさせるときにレンジでチンで済むように持っていく。離乳食を作った残り(残菜)でできる大人のレシピを考えておく。
    • しんどかったらパスする。
    • マニュアルによってはいろんな種類の食材を食べさせることを書いてあるけど、やろうとすると大変。煮方のあんばいとか、解凍の方法とかノウハウが溜まりにくくなる。(失敗する回数も増えるから大変)
    • うちは、おかゆを生米から作ってたけど、大変だから途中からご飯から作る方法に変更した。
  • ママは司令塔、パパはプレイヤー。
    • ママが全体コントロール(レシピ考案、材料支持)をして、パパが手を動かす。
    • パパがおかゆ作って、ひたすらすり鉢でゴリゴリ。野菜を柔らかく煮て裏ごしする。量が少ない割に大変だから率先してやると喜んでもらえるはず。人参が大変…。
  • ママのプレッシャーを減らしはじめる時期だとパパは認識する。
    • 完全母乳の家庭だと、ママの子供に対する食のプレッシャー(ちゃんと毎日栄養のあるものを飲ませてあげなくてはならない)はとても大きいらしいです。パパは感じづらい。完全母乳の子供が母乳以外から栄養を取り始めてくれることはママにとってはプレッシャーが少し減ることになるんじゃないでしょうか。

 

来月になったら2回食のスタート。どんなレシピにするか今のうちから悩ましい。美味しいのを食べさせてあげたいな。

育児休業中に就業するという選択肢もあります(パパ向け)

前回は、男性が育児休業をとるとどんな生活をするのか?という観点で記事を書きました。今回は、「育児休業中の就業」という選択肢についてまとめておきたいと思います。実は、「育児休業で完全にお休みする」か、「育児休業を取得せずフルタイムで働く」かの2つの選択肢だけはありません。「育児休業中に就業する」という選択肢もあります。私も実践中ですので、そのメリット・デメリット等も書きたいと思います。ちなみに今回の記事の購読ターゲットはパパです。制度上、男女に区別はないですが、パパの目線から記載しています。

本記事の内容は、「育児休業制度」に関する内容です。制度に変更がある可能性もありますので、最終的な確認・最新情報については厚生労働省のHP、最寄りのハローワーク、もしくは各社の労務担当部署に問い合わせるようにしてください。

 

男性が育児休業を取得するときのジレンマ

私が育児休業を取得するときに悩んだジレンマはいくつかありました。

  1. 職場の理解が得られるか。
  2. 長期休業することによって、仕事においてけぼりにならないか。
  3. 夫婦ともに休業することによる収入減少は大丈夫か。

今回は、上記の2と3がメインです。1もとても大きな問題だと思います。男性の育休取得率が低い状況で職場の理解を得る活動(それと、言い出す勇気)は大変だと思います。このポイントについてもいつか経験を書きたいと思います。

 

仕事においてけぼりにならないか

私の場合、31歳で4ヶ月の育休を取得することにしました。この年齢で長期間休業するということは、「自分だけ仕事にのり遅れるんじゃないのか」、「復帰後に、なかなか追いつけないんじゃないか」といった不安感を持ちますよね。なんだかんだ7~8年勤め続けていた状況から、いきなり数カ月の休みをとるということは普通は勇気のいることだと思います。(そういった意味で、女性の場合は、1年以上ブランクがあく可能性もあり、より配慮がいりますね。)

 

収入減少は大丈夫か

育児休業を取得すると、「休業」ですので、会社からの給料は基本的には支給されません。そのため、夫婦ともに育休に入った場合、収入が減少するんじゃないかという心配があります。「赤ちゃんも生まれてお金が必要な時に…」という気分になりますよね。

 

育児休業中に就業するという選択肢

そこで私は「育児休業中に就業する」という選択肢を選びました。具体的には、週1日は出社するという方法をとっています。

 

《少し解決》 仕事においてけぼりにならないか

少し解決しました。出社する日を部署の定例ミーティングがある日に設定し、なるべく社内の情報収集をメインで活動するようにしました。全くおいてけぼりにならないという訳ではありませんが、ある程度のキャッチアップはでき効果は高いと思います。といっても正直週1日だけの働き方って難しいです。1週間に実働4~5時間しかない状況で何ができるのか(チームにどんな貢献ができるのか)ということは育休入る前にもっと悩んでおくべきだったと反省しています。

 

《解決》 収入減少は大丈夫か

育児休業給付金は、育休開始前賃金の67%が支給されます。そして、会社から給料を得た場合(私のように週1日分の給料を得た場合)、「会社からの給料」+「育児休業給付金」が、育休開始前賃金の最大80%まで支給されるようになります。さらに、育児休業給付金は非課税、かつ、社会保険料が免除されるため、手取りに換算すると、育休取得前の8~9割の収入が維持されます。これだけの収入が維持されれば、大抵は問題ないです。少し収入が減りますが、代わりに「飲み会」、「ランチなどの外食」がぐんと減るので支出も減少します。

今回の収入の件とは、話がずれますが、育児休業給付金の支給タイミングについては事前に把握しておくことが大事です。よく聞く話だと、育児休業給付金は、育休開始後2ヶ月後くらいから支給されるようです。タイミングによっては、夫婦ともども無給(?)期間があることになります…。生活用口座にお金が入ってないなんて悲惨なことにならないようお金の計画もして育休に入ると良いです。

 

週1日出社の副産物

(語弊を恐れず書きますし、個人の性格によるものですが、)週1日出社によって、家族3人ずーっと一緒にいるという状況からいったん抜け出せ、別のこと(仕事のこと)を考えられるのは、心の健康にとってもプラスに働いていると思います。もちろんママも同じ状況だと思いますので、今日はパパが面倒みておくから、遊んどいで!と外に出してあげることも大事ですよね。

 

参考資料

今回の記事に関連する参考資料やHPを記載しておきます。